防犯対策
住まいの防犯対策
防犯対策の重要なポイント
防犯対策で重要なことは、「侵入をあきらめさせる街づくり」に地域一体で取り組むこと。
顔や姿を見かけても誰なのか分からない、関心もない、侵入盗はそういう地域に狙いを定めています。
防犯対策は、まずご近所の皆様とあいさつを交わすことから始めましょう。そして、不審な人を見かけたら、こちらからしっかりとあいさつをします。侵入盗等の不審者はあいさつ等のコミュニケーションを嫌うからです。
普段からご近所の皆様と活発にコミュニケーションを図り、侵入盗が近づかない環境を地域一体でつくることが何よりも大切です。
犯罪防止4原則
防犯対策と言われても、何をやればいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
下の表では、犯罪防止4原則をもとに、お住まいの防犯対策をご紹介しております。
犯罪防止4原則 |
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時間 | 侵入に時間がかかる |
目 | 顔や姿を監視される |
光 | 明るく照らされている |
音 | 警報音などの大きな音を出す |
防犯対策 |
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錠前破り対策、ガラス破り対策で簡単に侵入させない |
防犯カメラ、テレビドアホンでしっかりと監視・録画する |
照明、防犯灯、センサー付きライトで暗闇をつくらない |
センサー付きサイレン、警報ベルで侵入を阻止 |
侵入盗の侵入手順
侵入盗が犯行をあきらめた理由で最も多いのが「近所の人にジロジロ見られた」で、6割以上(※1)になります。
侵入盗は、常に人目を気にして顔や姿を見られることを嫌います。言い換えれば、玄関や窓が死角になっていれば、侵入される危険が高まるわけです。 まずは、防犯対策のために侵入盗の侵入手順を頭に入れておきましょう。
(※1)(財)都市防犯センター 防犯環境設計ハンドブックより
侵入手順 |
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①玄関周りを下見する |
②留守を確認する |
③侵入する |
防犯対策 |
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・防犯カメラを設置し、玄関周りを監視する。 ・照明を取り付け、夜間でも不審者の顔や姿が見えるようにする。 ・防犯灯やセンサー付きライトを設置し、侵入しにくい環境をつくる。 |
・長期間留守にする場合は事前に新聞を止める。 ・また、郵便物はご近所の方に受け取ってもらう。 ・新聞受けやポストをいっぱいにしない。 ・テレビドアホンを設置し、訪問者の顔や声を録画、録音する。 |
・侵入をあきらめさせる防犯対策が重要です。 |
※侵入盗が留守を確認する方法として、ドアホンを鳴らす、窓に小石をぶつけて留守を確認する等の手口が報告されています。
侵入をあきらめる時間
侵入盗は、5分間で侵入できなければ約7割(※2)があきらめるというデータがあります。
侵入盗は人目を嫌い、時間がかかれば近所の人に見られる可能性が高まるためです。
侵入に時間がかかる防犯対策には、玄関や勝手口の1ドア2ロックはもちろん、ガラス破り侵入を防止する防犯ガラス等があります。また、見通しを良くして、ご近所の皆様の目で守ってもらうことも大切です。
(※2)(財)都市防犯センター 防犯環境設計ハンドブックより
防犯チェックリスト
住まいの防犯チェック
侵入盗の手口が巧妙化する中で、今までは「自分の財産・生命は自分で守る」という個の防犯対策が重視されてきましたが、今後は地域住民が一体となって「安全で安心な街づくり」に取り組み、犯罪を未然に防ぐことが重要です。
まずは、防犯チェック
大切な生命、財産が盗まれてしまってからは取り返しがつきません。防犯対策が十分と思っている方も、まずは防犯チェックで「お住まいの防犯対策」を確認してみましょう。
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